ギニアのたべもの
問題もたくさん抱えた国ですが、土地や海が肥沃で、土壌改良に手間暇かけなくても、身近なあき地などからマンゴーやアボカドが生えてきて、肥料を追加する必要がないというのです。
本当なのかどうかは、分かりませんが確かにあちこちに生えていました。
みんなお金なさそうですが、元気がよくて明るいのは、食えているからなのでしょう。
せっかくきたのでギニアに食べ物をレポートします。
チキン、魚のパエリア
他のサイト等でもアフリカ旅行するならコレみたいに紹介されていたパエリア。
ギニアは米の文化です。香辛料や豆類でできた調味料が辛い味噌っぽく、美味しい
ココナッツ
ギニアは南国の気候です。あちこちでココナッツを売っていて飲み物、食べ物に加工されてますが、パッケージが雑い。
ほんとうに美味しいのでもったいないです。ギニアの加工業の発展を祈るばかりです。
多様な果物
でかいパパイヤ
ギニアのマンゴーは世界一です。
豊かな海産物
ギニアは大西洋に面しており、国の貧しさのためにあまり知られてませんが高級魚を、水揚げして、輸出しています。
また、庶民の食卓にも沢山の魚が並びます。
スーパーの冷蔵庫にもでっかいロブスター。豪快な売り方されてます。
エビ類も。ただしタコが食べたいというと、ゲテモノ食いだと思われます。女性に絶叫されます。ギニアでたこ焼き売るならウィンナーでも入れときましょう
肉
ギニアでは牛、ヤギ、鶏肉が売られています。豚肉は見ませんが、市内に豚を飼ってる場所があったので、外資系スーパーなどでは売り始めるのかもしれません。
豪快。
スイカもありました
道で売ってた揚げバナナ
でかいアボカド
日本のように形が綺麗にそろえられていませんが、野菜の味が濃い気がします。
里芋を、ふかして間食用に売っていました。
ボリュームたっぷりで美味しい!
生のキャッサバ芋は皮をむくだけで食べられる繊維質のゴボウのような野菜です。食べてみましたが私は加工したものの方が好きでした。生はあまり味がない。
ギニア料理は香辛料を自分で組み合わせて味付けしていきます。
ニンニク、唐辛子、豆を乾燥させたものなどを木でできた杵で潰していきます。
ギニア料理でメジャーなトマトベースのシチュー
生のオクラをすりおろしてご飯に添えてました。
キッチンはあるのですが、外で料理してる人を沢山みました。
コンロも種類がたくさんありましたが、こんなチープなもので料理ができるの?というものも普通に使いこなしてました。ギニア人女性は皆バーベキューの達人です。
炭とギニア特産のぶ厚いアルミ鍋。米の質が悪くても美味しくたきあがります。
電気事情は◯◯で乗り越える。
ギニアは電気が止まる国です。
なので、LED懐中電灯もっていきました。
私の泊まったペンションは、有難い事に自家発電付きだったので、あまり懐中電灯は使わなかったのですが、
この日は自家発電用のガソリンが切れた!ということでしばらく電気が止まるという事が起こりました。
そこで早速照らしてみましたが、、
暗い。
こんなもんです。そこで、日本で流行の東京防災とゆー本で得た知識を活用!
テッテレ〜
さっきまで飲んでた水のペットボトルですが、こんなもんです。イマイチ。
もしや、水がもっと多いと明るいのか?と思い、暗闇の中を手探りで冷蔵庫までいってとってくる。。
あ、懐中電灯使えば良かった、、まいっか。
テッテレ〜(=^ェ^=)
おー、テーブルライトくらいの明るさ〜!すこし盛り上がる。
一般のギニア人は明かりを何で確保するのか、というと多いのはロウソクとの事です。
自家発電も広まっているのですが、ガソリン代が政府の失政のために割高なため、皆ロウソクと併用しているとのこと。
大通りにはソーラーパネルのついた街灯をみかけましたが、結構な割合でついてなかったりして、なぜなのかは不明なのですが、とにかく街中でもだいたい暗い。
もんだいは、それでもギニア人は夜かなりの人が車で出かけるということです。
事故の心配をするところですが、現地人にいわせれば。たぶん視力でカバーしてるから問題ないとおもうよ。
だそうです。マンパワーは無限。
私には不可能でしたが、この暗闇の中でも視界は4、5メートルくらいは見えてるそうです。人が歩いてても見えている。。。グレイトアフリカ。
そんな視力も反射神経も、っぱないギニア人達でも、街灯が壊れてたり、道路がいつまでもオフロードだというのはきになるようで、政府は何やってんだよと思ったりはするようです。
外資のホテル周辺が整備されていく中で、田舎や普通の街中は取り残されていると、彼らは日々働き、夜遊びしながら愚痴ります。
首都コナクリ市内も真っ暗のオフロードがあり、そんな中を車で20分ほどの地域にはクラブやライブカフェなどがあります。毎夜大盛況。
つまり、沢山の人がシラフで夜遊び。
☝︎こちらはライブとサッカー観戦を同時に楽しめる斬新な野外カフェ。
バンドマンはやりにくそう。
ギニアの夜遊びについては、私はまだまだ初心者ですが、奥深そう?な感じでした。
ギニア、ニット帽が流行る。
ギニア人ってどんな人達?
ギニアに来る前は、ギニア人がどんな人達なのか見てみようとおもってたんですが、
その問いが、日本人とは何か、、と同じくらい深遠だったという、、あたりまえのことに気づいて、そりゃ専門家に任せようと思いました。
そして目の前の人が、どんな人なのか、見るべきだな。と考えるようになりました。
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ギニアの伝統工芸の工房兼お土産物屋さん
外国人VIP向けのホテルの前にお土産物屋さん街ができていました。その奥まった所に、彫刻の仕上げ作業をしている工房があって、のぞいてきました。
入り口に飾られていた何か前衛アート的な彫刻。テーマとか、題名があるんですか?とか聞くと、
「ギニア人の男女が仲良く勉強しながら果物を取ってるんだよ。」
お。けっこう見たまんまだね!とか言わずに、まあ、ふむふむとかうなづきつつ芸術的!とか言っておく八方美人。
けっこうこの置物あちこちの土産物屋さんにあるからなんか有名なモチーフなんだろうけど、本を読んでかんがえてるんだよ!とか言われそうだから聞かないでおく。
夫婦はずっと仲良くしよー!と自分で名づけてみる。たぶんニュアンスはあってるはず。
昔からある彫刻も綺麗なフォルム。
場所から考えれば、アフリカの一番古い彫刻は、すべての国の彫刻の元になったはず。。
ライオンにニスを塗っているお兄さんと、不思議な柄の面。
躍動感が半端ないカバ。
躍動感が半端ないゾウ。
北海道のシャケを取るクマを見た時もおもったのだけど、、人間には瞬間を切り取って保存したいっていう、不思議な欲求があって、それを、けっこうビックリする方法と、高い技術力で実現する。
ほんで、出来上がったものは、最初そこそこスゲーってなるけど、冷静になるといらない。。とゆー不思議な習性がある。
ちっちゃいリアルキリンはちょっとほしい。
大量の彫刻に圧倒されて見入る。インディージョーンズ的な雰囲気。
木じゃないやつもある。すべて細かい手作業でデザインも美しい。
ほとんどの子供のギニア人はコレで鳥を撃ち落とすことが出来るらしい。。
動体視力の基準が高すぎる。。。
なんと。日光東照宮にも描かれある三猿がギニアにも。チンパンジーだけど。
お店の人いわく、結婚した人への贈り物として、メジャーなのだとか。
嫁いだ女性は夫やその家族に対して、嫌なこと言われても聞き流し、気まずいシーンを見なかった事にして、余計な事を言わないようにすると末長く幸せな家庭が築けるとの事。
わーなんか日本の課長さんの結婚式スピーチみたいなこといってるーー
豊臣秀吉の時代にはすでにグローバル経済は始まってたらしいけど、まさか三猿はギニア発祥のモチーフだったのだろうか。
なんでなんだよ、日本人
こちら女神ニケの翼にインスパイアされた、魚屋さんのトラック
スポーツメーカーとコラボも広告契約もしてないはず。
たぶんただのファン。あるいは、無いだろうけど偶然です。
そんな、ギニアにきています。
個人が、何ものにも縛られずに商いできる自由な空間は、世界中にあるのでしょうが、たとえば、このキーホルダー屋さんのような人々の商売も、広がりすぎたらブランドイメージもクソもないでしょうから、著作権は保護されるべきと厚く思います。
ただ、こういう一時的とはいえ、著作権無法地帯にきてみて改て思うのは、成功するブランドってほんとにたくさんの人を幸せな気持ちにして、なおかつ生活の糧になるんだな。と。
品質保証はもちろん、ステイタスになるほどのブランドイメージや、素敵なロゴデザインづくりも馬鹿にはできません。
青空と大樹の下、なかなか上質なダブルベットを売る家具屋さん売り場こそワイルドですが、細かい手仕事が丁寧にできる職人はけっこういる様子。
ギニアにもいつかは世界的なブランドができたりするのでしょうか。
こちらも偶然?伝統工芸の腕輪に美しく現れたニケの翼のロゴ。
でも、いくら好きでも他人のブランドイメージを借りてる間は、だめなのですよ。今は商売や生活を優先せざるをえない、田舎のもったいなさを感じます。
日本も外車こそステイタスだった時代がありました。今は日本の会社といってもCEOが外国人だったり部品を外国でつくったり会社ごと外国人に買われたり。。世界企業があたりまえの時代になりましたが、過去日本の技術者が工夫してきた歴史は大事にしたいものです。
ギニアの一般の人にとって、日本は位置や人種イメージはあやふやですが、製品の確かさはだれでも知っているようです。made in japan がブランドとなっていて、車や機械系は日本製というだけで人々を、幸せにしています。
先進国からの支援を広く受け入れ、国づくりを進めるギニアの水道局のトラックは、日本からの支援とのこと。
技術力に信頼のある、日本からの協力の一端を、一般のギニア人は道でこのトラックとすれ違うたび見ることができるのに、、
このトラックはドイツ製。
いやほんと、なんでなんだよってなりました。
コストかなぁ、、色々あるだろうけどそこは日本車にしてほしかった。
ちなみに中国の支援による病院の救急車。ハイエースっぽいですが中国産です。
もう、このユルいステッカーみたいなのトラックに貼っちゃうとかでいいんではないだろうか。ダメだろうけど。
【こんなところに】植民地時代中央アフリカを旅行?してた日本人女性がいました。
ワイルド系日本人女性の歴史1『桂ユキ子』
むかし古本屋で桂ユキ子著「女ひとり原始部落に入る」という題名の本を見つけ、題名からすでになんかアレな感じにひとり胸をうたれてジャケ買いならぬ背表紙買いしてしまいました。
暇つぶし、あるいはウケ狙いに買った古本は、
私の一番好きなノンフィクション旅行記となりました。
女ひとり原始部落に入る―アフリカ・アメリカ体験記 (1962年) (カッパ・ブックス)
続きを読むギニアでニーハオを連呼する
ある日、ギニアで醤油を探していましたら、友人が中国人の経営するスーパーを紹介してくれるとかで、ついて行きました。
何か、、裏切らない外観の、わかりやすいアピールを感じるスーパーでした。
門でか!
本当に世界中でこんな感じなんだなぁ。
チャイナの商魂。賛否両論あって嫌われる事もある中国人商人達、でも少なくとも彼らはギニア人の働く場所を提供している様子。
私は尊敬の念をもちます。
でも、醤油がない。
米発見!‥でもこわい‥‥
黒い液体は墨汁何かでした。祭りとかに使うのでしょうか?
本格的中華鍋約3000円小さいやつなら1500円くらい日本で買うより安そう。
質はわからん。
在庫?の脇で昼寝する猫。何語を理解する猫なんだろう?
電気ポットと、電気ゆで卵機はお高め。ポットが4000円近くする。ぼってますよね?輸送費か?
なんか、セレブな家具もある。いかついギニア人が営業マンらしい。
正面には巨大なトラックが並び、大人数で運び込む。裏手には広い倉庫群。
ギニア人の友人によるとそれでも品揃えはエボラショック前より抑えられてるとのこと。外国人が少なくなったためだとか。最近景気は回復しつつあるものの、まだまだ。
近所のショッピングモールにより道する
とりあえず近所にあるショッピングモールにもスーパー的なものあるのでは?と思ったけども、出店料が高いのか、各種携帯会社や、外国人向けカフェしかなかった。
あとは空き店舗。輸入雑貨も
あったけど準備中。小さいゲームセンターに5Dシアターがありました。短いけど遊園地体験ができるらしい。
でも、、4Dならわかるけど、5Dて、
触覚どう表現するんだ?
雰囲気は三井アウトレットパークを狭くして大阪のWTC状態にした感じです。
ただ、日曜日にはここ、びっくりするくらい子供が集まります。
学校?ってくらい集まります。日曜日のみWTC➡︎アメ村さんかく公園
ギニアのパーキングエリア
つぎはギニアのパーキングエリア。なんでもあるらしいけどここで食品系を買う勇気はでませんでした。ワイルドです。
外人を見つけるとめっちゃ皆話しかけてくる。テキトーな中国人の真似で話しかけてきます。文字に起こすと、
ウォーシェーンハーシュエーミャーニャーウェーウォー
もう後半は猫ですよね?
どこにいっても中国人だと思われます。日本人は珍しいのでしょう。
最初はノージャポネ〜とか言ってましたが、5日でニーハオって返すようになりました。なんか皆納得して、喜んでくれるし。楽だし。
スモーク魚屋のおばちゃん
ギニアで昔ながらのものだそうですが、ここのは質がわるいのだとか。本気出せばオーガニックこの上ないのでしょうが、テキトーにつくると、洗濯洗剤にもおとるそうです。
街には沢山の外国資本のスーパーがあります。国内のモノづくりがまだまだこれから、というギニアでは、地元市場と、外資スーパーを上手に使い分けているようです。
レバノン人の店
日本では馴染みがないですが、中国人よりも沢山のレバノン人が、ギニアで、むかーしから商売してるようです。
最後に行ってみたレバノン系スーパーはヨーロッパのスーパーみたいな品揃え。なんでもあるとは言いませんが、なんか安心感とか安定感を感じました。
聞いたことあるブランドの食品や雑貨が、ある。
そして、醤油発見。
あったー
でも、米や味噌はさすがにないです。中東系のスパイスは豊富。生活用品もだいたいはこまらなさそうです。
別の店では雑貨や酒、缶詰など、腐らないものを中心に扱ってました。
こちらもヨーロッパ系企業の家電商品が、日本同等か、割安感のあるものも。雰囲気はド○キーの家電売り場でした。
あー米ほしいなぁ