ギニア人ってどんな人達?
ギニアに来る前は、ギニア人がどんな人達なのか見てみようとおもってたんですが、
その問いが、日本人とは何か、、と同じくらい深遠だったという、、あたりまえのことに気づいて、そりゃ専門家に任せようと思いました。
そして目の前の人が、どんな人なのか、見るべきだな。と考えるようになりました。
- 作者: 柳田国男
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/07/15
- メディア: 単行本
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ギニアの伝統工芸の工房兼お土産物屋さん
外国人VIP向けのホテルの前にお土産物屋さん街ができていました。その奥まった所に、彫刻の仕上げ作業をしている工房があって、のぞいてきました。
入り口に飾られていた何か前衛アート的な彫刻。テーマとか、題名があるんですか?とか聞くと、
「ギニア人の男女が仲良く勉強しながら果物を取ってるんだよ。」
お。けっこう見たまんまだね!とか言わずに、まあ、ふむふむとかうなづきつつ芸術的!とか言っておく八方美人。
けっこうこの置物あちこちの土産物屋さんにあるからなんか有名なモチーフなんだろうけど、本を読んでかんがえてるんだよ!とか言われそうだから聞かないでおく。
夫婦はずっと仲良くしよー!と自分で名づけてみる。たぶんニュアンスはあってるはず。
昔からある彫刻も綺麗なフォルム。
場所から考えれば、アフリカの一番古い彫刻は、すべての国の彫刻の元になったはず。。
ライオンにニスを塗っているお兄さんと、不思議な柄の面。
躍動感が半端ないカバ。
躍動感が半端ないゾウ。
北海道のシャケを取るクマを見た時もおもったのだけど、、人間には瞬間を切り取って保存したいっていう、不思議な欲求があって、それを、けっこうビックリする方法と、高い技術力で実現する。
ほんで、出来上がったものは、最初そこそこスゲーってなるけど、冷静になるといらない。。とゆー不思議な習性がある。
ちっちゃいリアルキリンはちょっとほしい。
大量の彫刻に圧倒されて見入る。インディージョーンズ的な雰囲気。
木じゃないやつもある。すべて細かい手作業でデザインも美しい。
ほとんどの子供のギニア人はコレで鳥を撃ち落とすことが出来るらしい。。
動体視力の基準が高すぎる。。。
なんと。日光東照宮にも描かれある三猿がギニアにも。チンパンジーだけど。
お店の人いわく、結婚した人への贈り物として、メジャーなのだとか。
嫁いだ女性は夫やその家族に対して、嫌なこと言われても聞き流し、気まずいシーンを見なかった事にして、余計な事を言わないようにすると末長く幸せな家庭が築けるとの事。
わーなんか日本の課長さんの結婚式スピーチみたいなこといってるーー
豊臣秀吉の時代にはすでにグローバル経済は始まってたらしいけど、まさか三猿はギニア発祥のモチーフだったのだろうか。